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活動の様子

【企画展関連イベント】
 触って学んで作ろうハニワ!講座

平成29年3月4日


 現在開催中の企画展DSC_7817_mini.jpg埴輪について解説中『埴輪があった!古墳もあった?』の関連イベントとして、埴輪のペーパークラフト作り体験を開催し、市内外から10名の方にご参加いただきました。

 はじめに企画展で展示している埴輪について、人物や動物などの埴輪の写真をスクリーンに映しながら説明しました。

DSC_7826_mini.jpg埴輪が目の前に!
 そのあと触れるほどの近さに置かれた埴輪に、参加者の方々は埴輪の細部までじっくり見ていました。
 十分見ていただいたあとに、盾持人物埴輪と家形埴輪をモデルとした形が印刷された平面の紙を加工し、立体に作り上げる作業をしてもらいました。参加者全員が真剣な表情で取り組んでいました。DSC_7846_mini.jpg紙から切り取っています。

 ペーパークラフトが完成した参加者の方にお話を伺ったところ「組み立てていくと埴輪の丸みや立体感が出てきて、本物そっくりの形にすることができてとてもよかったです。」と嬉しそうに話していました。

DSC_7870_mini .jpg完成です! 今回は埴輪をペーパークラフトで作成する体験をしてもらいましたが、みなさん個性豊かな埴輪を完成させていました。

透過ロゴ(円 枠あり).png桜井市制施行60周年記念プロジェクト関連イベント

【シンポジウム】
「国家誕生の地、桜井を語る~マキムクからイワレへ、大王の歩んだ道~」

平成28年12月11


 12月11日に、桜井市制60周年記念シンポジウムを開催しました。このシンポジウムは「国家誕生の地、桜井を語る~マキムクからイワレへ、大王の歩んだ道~」と題し、考古学、歴史地理学の第一人者の方々を講師に迎え、なぜ桜井が国家誕生の地に選ばれたのかを改めて考察しました。
 当日は、寒い日にもかかわらず、北海道から九州にいたるまでの全国各地から約900人の方にご参加いただきました。

DSC_6634.JPG会場のようす 始めに香芝市二上山博物館名誉館長の石野博信先生による記念講演「纒向王宮から磯城・磐余の大王宮への道のり」がありました。纒向遺跡の発掘調査の話や、桜井に開かれたとされる古代王朝の話など1時間以上にわたるお話に、皆さん熱心に耳を傾けておられました。

 その後、引き続き基調講演が行われ、桜井市教育委員会の橋本輝彦氏は「オオヤマトからイワレ地域における古墳時代の集落と古墳」、大阪市立大学大学院教授の岸本直文先生は「倭王権誕生と祭政分権王政」、奈良県立図書情報館長の千田稔先生は「古代王権と山―穴師山・三輪山・忍坂山など―」と、それぞれの立場からお話しいただきました。
DSC_6632.JPG記念講演(石野先生)DSC_6640.JPG基調講演①(橋本氏)
DSC_6686.JPG基調講演②(岸本先生)DSC_6699.JPG基調講演③(千田先生)

DSC_6718.JPGシンポジウムのようす

 シンポジウムでは、桜井市纒向学研究センター所長の寺澤薫氏司会のもと、各先生方による国家誕生の地桜井にまつわる興味深い話が繰り広げられ、会場は大いに盛り上がりました。



✿当日に配布しました発表要旨集をセンターにて販売中です。詳しくはこちら

透過ロゴ(円 枠あり).png桜井市制施行60周年記念プロジェクト関連イベント

【遺跡ウォーク】
「マキムクからイワレへ、大王の歩んだ道を巡る」

平成28年10月22日、11月5日、11月29日


 今回の遺跡ウォークは、「マキムクからイワレへ、大王の歩んだ道を巡る」と題して、国家形成における黎明期から展開し、やがて飛鳥へと移っていく過程を、マキムクから三輪山西麓、そしてイワレ地域を3回に分けて歩き、検証しました。途中には箸墓、茶臼山、メスリ山古墳などの大王墓や宮跡伝承地や、相撲発祥の地とされる相撲神社や我が国最初の勅願寺院「百済大寺」とされる吉備池廃寺など、桜井市内に見られる天皇ゆかりの地を職員の解説を聞きながら各回一日がかりの行程です。
 奈良県だけでなく、東京や福岡など全国から47人の参加があり、中には12月11日の行われるシンポジウムとセットで参加されるという方もいらっしゃいました。

第1回 箸墓古墳にて.JPG
第1回 箸墓古墳にて

第2回 磯城嶋金刺宮伝承地碑にて.JPG第2回 磯城嶋金刺宮伝承地碑にて第3回 池之内磐余池推定地にて.JPG第3回 池之内磐余池推定地にて


✿当日の資料をダウンロードしていただけます。詳しくはこちら

【職場体験学習】 

平成28年10月26・27日(桜井中学校)

 桜井市立埋蔵文化財センターでは、毎年職場体験学習の場として桜井市内の中学生を受け入れています。
 5月に行った職場体験学習とは別に、10月にも桜井中学校の生徒3名が埋蔵文化財センターに来てくれました。

土器洗いの様子.JPG土器洗いのようす 埋蔵文化財センターにある木製品や金属存処理行う部屋や、発掘調査で出土した遺物を洗うための部屋、貴重な遺物を保管するための特別収蔵庫などの普段は入ることのできないバックヤードを見学しました。また、実際に発掘調査で出土した土器を洗ったり、学芸員が使う梱包用の綿布団を作ったりしました。さらに自分たちが作った綿布団を使って、遺物の梱包を体験してもらいました。


 今回は、小学生の時に子ども文化財教室に参加していた生徒さんもいて、埋蔵文化財センターの仕事に興味をもってくれていました。子ども文化財教室とは違って、「仕事」「働く」ということを意識して取り組んでもらえたと思います。さらに
「働く」ということの面白さや難しさを知ってもらい、自分自身が社会に出た時に役に立ててもらえればと思います。

【発掘調査報告会】 

平成28年9月10日

 現在開催中の発掘調査速報展22「50cm下の桜井」の関連イベントである、発掘調査報告会を行い、桜井市内の方をはじめ、近畿、関東方面から34名の方にご参加頂きました。

DSC_6532.JPG報告会のようす(1)DSC_6537.JPG報告会のようす(2)


 報告会では「桜井公園遺跡群 第7次調査」「二反田古墳の調査」「城島遺跡 第49次調査」と題しまして、それぞれの発掘調査担当者が展示されている出土遺物に関しての説明など調査成果を紹介し、みなさん熱心に耳を傾けていらっしゃいました。

DSC_6555.JPG報告会のようす(3)

 また、おまけとして城島遺跡の水田に遺された足跡の石膏足型の製作過程や方法が紹介された際は楽しそうに聞いておられ、和やかな報告会となりました。


 報告会終了後は、展示室にて展示遺物の解説や、参加者の方の質問にお答えしました。先ほどの石膏足型はもちろん、展示されている遺物に、報告会前以上に興味を持たれた方も多く、みなさんとても楽しそうでした。

DSC_6569.JPG展示室における質疑応答のようす(1)DSC_6563.JPG展示室における質疑応答のようす(2)

【夏休みこども博in近鉄かしはら】 

平成28年8月5日


 近鉄百貨店橿原店で行われました夏休みこども博におきまして、古代鏡の鋳造体験講座と、桜井市の文化財について学ぶステージイベントを行いました。体験講座には子供さんを中心として35人の方が参加してくださいました。

DSC_0144(2).JPG古代鏡について説明中 古代鏡鋳造体験では、古代鏡についての説明の後、実際に桜井市赤尾熊ヶ谷古墳群で出土したサイズの違う2枚の内行花文鏡をモデルとした本格的な古代鏡の鋳造体験を、金属を溶かし、型に流し込むところからしていただきました。最終的に鏡面に顔がうつるくらいピカピカになるまで磨くところまで行いました。

 最初は顔がうつるくらいになるのか不安なほどだったザラザラの鏡面がピカピカにDSC_0139(2).jpgひみこちゃんも来てくれましたなるのはとても感動的で、子どもさんだけでなく、大人の方も夢中になって磨いていらっしゃいました

 ステージイベントでは文化財について学ぶという内容のためか、子どもさんは少なく、高校生や大人の方が多かったようです。

DSC_0127(2) - コピー.jpgDSC_0134(3).jpgステージイベントのようす参加してくださった皆さん
ありがとうございました。

【子ども文化財教室】 

平成28年7月28・29日

 夏休み恒例行事として毎年小学生向けに開催している子ども文化財教室に、今年は4~6年生の5名が参加してくれました。

DSC_6286.psd   展示の解説も学芸員の仕事です1日目
 午前中はバックヤードツアーや展示室の見学をしました。普段は入ることのできない収蔵庫や作業場を回り、埋文センターの学芸員が普段どのような仕事をしているのかを解説しました。展示室見学では、古代から続く桜井市の歴史を知ってもらえたと思います。

 午後は遺物の整理作業の体験です。土がついた状態の土器をきれいに洗う作業の後、割れてバラバラになっている土器片の接合と、遺物写真の撮影をしました。本物の土器と道具を使った本格的な作業に、皆さん真剣に取り組んでくれました。


2日目
DSC_6403.psd測量のようす
 午前中は上之宮遺跡の「園池遺構」での測量体験です。とても暑い中、実際の調査と同じ難しい作業でしたが、皆で協力して図面を完成させました。そのあと、今行われている発掘現場に行き、作業の様子を見学しました。

DSC_6473.psd    石をけずっているところ 午後からはまず拓本という土器に描かれた文様を紙に写しとるてもらいました。紙が破れないようにしながら上手く文様を写しとることができました。最後に古代の玉作り体験ということで四角い石をけずって勾玉のネックレスを作りました。皆さん真剣な表情で作業していました。定番の「C」の形以外に魚の形をモチーフに作っている人もいて、それぞれ個性的な勾玉ができた
と思います。

 盛りだくさんな内容の2日間で、学芸員の仕事について楽しく学んでもらえたと思います。これを機に学芸員の仕事に興味を持ってもらえたら嬉しいです。

【JAFイベント・勾玉づくり体験】 

平成28年7月24日

 葛城自動車学校で開催されたJAF主催のイベントに参加し、勾玉づくりの体験講座を行いました。夏休みに入りたての時期でしたので、小さな子供さんを中心に11名の方が参加してくださいました。

GEDC0958.JPG体験ブースのようす(1)GEDC0946.JPG体験ブースのようす(2)


 勾玉の役割や当時の材料と制作方法などについて紹介したあと、実際に長方形の石から丸い勾玉の形を削り出し、表面をつるつるになるまで磨きあげるという作業を体験していただきました。


GEDC0960.JPG体験ブースのようす(3)今回使用した石は削りやすい柔らかい石でしたが、それでも希望の形に削り出すことはとても大変で、皆さんお父さんやお母さんに手伝ってもらいながら、粗い紙やすりや棒やすりを使い試行錯誤していました。
 力のいる作業ですので、磨きの段階に入る頃には腕も疲れてぐったりとしていましたが、つるつるになるのを見ると嬉しいのか元気を取り戻し、完成まであきらめずにどの子も頑張っていたのが印象的です。あまり出来ない体験ですので、夏休みの宿題のひとつにでもなっていれば嬉しいなと思います。


 葛城自動車学校は同時にオートテスト(主催:RC・NARA)会場にもなっており、JAFブースの子ども安全免許証の発行や、高校生によるミニ新幹線、屋台やフリーマーケットなど、たくさんの方で賑わっていました。


【校外学習】 

4月から7月


 今年も4月から6月にかけて、桜井市内の小学校に通う6年生、344名の生徒さんが展示見学に来てくれました。
 桜井市内の小中学校は遺跡の上や、すぐそばに建てられていることを初めて聞いて驚いている生徒さんもいました。展示室には各校区で出土した遺物が展示されているので、自分たちの身近なところに文化財があることを知ってもらえたと思います。

 展示見学の後は、市内の発掘調査で出土した土器を触ってもらい、つなぎ合わせる作業も体験してもらいました。なかなかつながらなくて悪戦苦闘していましたが、中にはほとんど一つ分の土器を完成させた生徒さんも居ました。




DSC_6143.JPG見学の様子GEDC0942.JPG人の骨に興味津々

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見学の様子▲▼
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つながるかな?

 また、7月14日と15日には飛鳥学院保育所の園児が2日間で合わせて60名来てくれました。
 簡単に展示を解説して回った後、土器や石器を触ってもらいました。中には遺物の匂いを嗅いでいる子もいました。なんでも「昔の匂いがする」そうです。
 その後は人一組になって、写真を見ながらその展示物を探す「宝探しゲーム」をしました。2チームで競争してもらいましたが、どちらの組も素早く、かなりの接戦になりました。
 自由見学時間では、大福遺跡出土の人骨に興味が集まったようでした。


 次はご家族やお友達と一緒に見に来てくださいね。

【職場体験学習】 

平成28年5月11~12日(桜井東中学校)
      19~20日(大三輪中学校)

 桜井市立埋蔵文化財センターでは、毎年職場体験学習の場として桜井市内の中学生を受け入れています。今回は桜井東中学校から3名、大三輪中学校から5名の生徒が来てくれました。

 生徒のみなさんには、埋蔵文化財センターにある木製品や金属製品の保存処理を行う部屋や、発掘調査で出土した遺物をの部屋、貴重な遺物を保管するためIMG_1241.JPG先生と一緒に土器洗い中の特別収蔵庫などの普段は入ることのできないバックヤードを見学したり、実際に発掘調査現場で自分たちの手で土を掘って、土器の取上げをしたりしました。

 また、出土した土器の洗浄もしてもらいましたが、文様のあるものや薄くて割れてしまいそうなものに悪戦苦闘していました。

 さらに、期間中には市内の小学6年生の展示見学があったので、学芸員の仕事の一環として展示解説や土器の接合体験を手伝ってもらいました。かつて自分たちが学習した内容を思い出しながら、後輩たちにアドバイスしていました。

 生徒のみなさんには、それぞれ2日間という短い期間ではありましたが、埋蔵文化財センターで普段行っている様々な仕事を体験してもらえたと思います。現地説明会などで発掘調査現場を見かけることはあっても、実際に自分の手で土を掘り、その中から土器を見つけることはとても貴重な体験だったと思います。また発掘調査だけでなく、展示している土器などを説明して理解してもらうことの難しさも感じられたのではないかと思います。
DSC_5998.JPGみんなで発掘
 今回の体験を通して、自分たちの住んでいるところが歴史にあふれているということを感じもらえたのではないかと思います。さらに「働く」ということの面白さや難しさを知ってもらい、自分自身が社会に出会ときの役に立ててもらえれば喜ばしい限りです。